実は下半身太りではなく病気かも

脚のむくみと病気の関係

脚のむくみは水分の摂り過ぎや、運動不足のせいとばかり考えていないでしょうか。 肩こりや体調不良、下半身太り、セルライトの要因とされる脚のむくみですが、ときには病気が原因で脚がむくむこともあります。 単なる食生活の乱れや運動不足が原因と思いがちな脚のむくみですが、心配な症状が続く場合は早めに専門医へ受診することをおすすめします。

脚のむくみで心配な症状としては、次のようなものが挙げられます。 ・朝になっても脚のむくみが解消せず、一日中脚がむくんでいる ・脚のむくみが数日以上続いていて改善が見られない ・体重の急激な増加が見られる、体を動かすと動悸がする ・水分を摂っているのに尿の出が良くない ・下半身のみでなく、体全体にむくみが見られる

こんな症状が見られる場合は、病気が脚のむくみの原因となっているケースもあります。 次に脚のむくみの症状が出る病気の種類について紹介していきます。

心臓病の兆候がある場合、脚にむくみが出る場合があります。 これは、心臓機能が低下していくと血液を全身に送り出す力が弱くなるため、体内の血液中の水分が回収されず脚のむくみとなって表われるためです。

脚のむくみが見られる心臓病としては、心不全、心筋梗塞、虚血性心疾患、高血圧性心疾患などがあります。 むくみに加えて動悸や息切れ、階段の上り下りで胸がドキドキするなどの症状が気になる場合は循環器内科で相談してみるといいでしょう。

腎臓病や肝臓病の兆候がある場合も、脚にむくみが出ることがあります。 腎機能に低下がみられると、多量のタンパク質が排出されて体内に多くの水分が溜まりやすくなり、この水分が脚のむくみとなって表われるケースがあります。 また、肝硬変などの肝臓病でも体内の水分量の調節機能が低下し、血液中のタンパク質濃度が低くなって脚のむくみとなって表われる場合があります。 いずれの場合も、気になる症状が見られる場合は早めに専門医への相談を行なうようにしましょう。